β版では、チャットのチーム内共有、フォルダ管理、検索機能が実装されていて、OpenAI社の公式UIでは実現が難しかったChatGPTのチーム利用が可能となります。
チャットのチーム内共有機能
Mergeβ版では、シェア機能を利用することで、作成したチャットの中にある当該チャットをチームメンバーも閲覧できるようになります。
また、シェアされたチャットは簡単に複製できるため、シェアされたメンバーが続きから編集することが可能。例えば、メールの返信内容を考えてくれるプロンプトをチームメンバーで共有することで、チーム全体のメール作成に費やす時間を削減し、業務の効率化を図れます。
チャットのフォルダ管理と検索機能
フォルダ管理機能により、チャットをプライベートなものとチームに共有したものに分けることができます。タイトルによるチャット検索も可能なので、より活用しやすくなるでしょう。
今後、フォルダ作成機能やチャット内容による検索機能が追加され、より柔軟にチャット管理できるようになる予定です。
チャット内容の機密管理
チャット内容は暗号化された状態で自社専用のサーバー内に安全に保管されます。 ビジネス利用で重要な、社外秘の内容を含むチャットを安心して利用できます。
今後追加予定の機能
Mergeは今後、以下の機能追加を予定しています。
- あらゆるAIをひとつのアプリケーションで使用可能
- リアルタイム情報を用いたチャットの実現
- 自社データのChatGPTへの安全な組み込み
- 各種AIツールの使用量を従業員ごとに一括管理
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000120488.html
(文・橋本憲太郎)