画面をいくつも開き、エクセルやワードも使って、たまの息抜き用のミュージックビデオも立ち上げて…なんてするとあっという間にPCのスクリーンはいっぱいに。
そこで、Appleの元エンジニアチームが開発したのが、iOSデバイスをMacのサブスクリーンにできるアプリ「Duet」。MacにつないだiPadやiPhoneに、Macの画面(コンテンツ)を表示できるというものだ。
・それぞれに専用アプリ
鍵は、iOSデバイスをスクリーンと認識させるMac用ドライバーにある。専用のアプリをMac、iOSデバイスどちらにもダウンロードし、それらを充電ケーブルでつなぐと2つの端末がシンクし、iOSデバイスにMacの画面が表示されるようになる。
なので、Macで開いたYouTubeビデオをiPadで見ながら、Macでメールを書くなど別の作業ができる。
・タイムラグなし!
Apple製品のことは知り尽くしたチームが開発しているだけあって、端末間にタイムラグはなく、操作もかなりシンプル。接続するiPadやiPhoneのタッチススクリーン機能も維持される。
MacはOS X 10.9、iOSは5.1.1以降で利用でき、Mac側は無料ダウンロードできるが、iOSアプリは9.99ドルとなっている。
・複数端末シンクも視野
現在、Macに接続できるのは 1台のみだが、近い将来、複数の端末をつなげられるようにするとのこと。また、Windows端末のサポートも視野に入れているという。
サブスクリーンを使うことの最大のメリットは、作業の効率化が図れることだろう。Apple製品ユーザーの人は要チェックだ。
Duet