キャッシュレスの拡大と顔認証の利便性
昨今の外部環境の変化により、利便性及び衛生面に優れたキャッシュレス決済は堅調に増加しています。
2022年のキャッシュレス決済比率が過去最高を更新する36.0%となるなど、購買活動における「現金を使わずに支払いを済ませる方法」の多様性は大きく広がりました。
一方で顔認証技術は、利便性の高さと認証精度の向上により、オフィスや工場の入退室管理、パソコンやスマホの端末ログインなどにおける活用が急速に拡大しています。
そこで伊藤園は、NECが開発した顔認証技術を活用した自販機における「顔認証決済サービス」を、自販機の付加価値の一つとして提供します。
手ぶらで利用可能
「顔認証決済サービス」を導入した自販機は、ユーザーがスマートフォンを用いて事前に顔画像、クレジットカード情報、認証パスコードなどを登録することで、自販機に取付けたタブレットのカメラを用いて顔認証決済が可能となる自販機です。
顔認証決済のため、財布、スマートフォンを持たずに「手ぶら」で飲料を購買できます。
伊藤園は、本サービスと親和性が高いと考えられるオフィス、工場、病院などのロケーションにおいて本サービスを導入した自販機を展開するとのことです。
今後の展望
伊藤園はこれまで、「健康」に配慮した製品を充実させた「ウェルネス自販機」や様々なキャッシュレス決済に対応した自販機など、ロケーションやニーズに対応した多様な自販機機種をラインアップしています。
同社は本サービスの導入を通じて、自販機によるDXの取組みを強化し、ユーザーの利便性をより一層高める方針です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000046014.html
(文・我妻歩実)