また、ケアマネジャーやソーシャルワーカーからは「新規利用者を受け入れてくれる事業者をすぐに見つけられず、スケジュールの確認だけで時間がかかってしまう」「サービス担当者会議の日時調整に時間がかかる」という声が挙がっているとのこと。
そんな中、株式会社ゼストは事業所の “タイムリーな空きスケジュール”を明確化し、ケアマネジャーやソーシャルワーカーなどに共有できる新プロダクト「ZEST MEET」をリリースしました。
「どの時間に誰が空いているか」を共有
株式会社ゼストは在宅医療・介護の訪問スケジュールを自動作成するクラウドサービス「ZEST」を提供しています。
今回、同社がリリースした「ZEST MEET」は、事業所が「ZEST」上で作成している予定データやスタッフの資格情報、さらには訪問先の住所情報をもとに、必要な情報を自動作成するプロダクト。
事業所が「どの時間に誰が空いているか」という空き状況を知らせたい相手にURLで共有することが可能です。ケアマネジャーやソーシャルワーカーは受け取ったURLにアクセスするだけで、事業所とのやりとりに必要な情報をすぐに確認できます。
資格やスキル情報・前後の訪問場所を開示
「ZEST MEET」では、事業所スタッフの資格(看護師、理学療法士など)だけでなく、「小児や精神の対応が可能」といったスキル情報や前後の訪問場所を開示することが可能。営業に不慣れな事業所スタッフでも、ケアマネジャーやソーシャルワーカーと関係を構築することができます。
一方、ケアマネジャーやソーシャルワーカーは事業所スタッフの前後の予定、位置情報を確認できるため、近いエリアの案件などを依頼しやすくなります。
事業所への問い合わせの増加が期待できる
「ZEST MEET」の活用により、事業所はタイムリーな空き状況をケアマネジャーやソーシャルワーカーに見てもらえるため、問い合わせの増加を見込むことができます。
ケアマネジャーやソーシャルワーカーは、管理者の空き時間を確認した上で連絡できるため、折り返し待ちや行き違いといった調整業務の削減、効率性の大幅改善が見込めます。
今後も株式会社ゼストは、DXによる在宅医療・介護領域の業務効率化を推進する方針です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000056654.html
「ZEST MEET」公式サイト(訪問看護・介護ステーション向け):https://zest.jp/solution-meet
(文・Haruka Isobe)