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ドローン空路開発のトルビズオン、NTT西日本のビジネス共創ピッチプログラムに採択される

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ドローン空路開発を手掛ける株式会社トルビズオン(以下、トルビズオン)は、NTT西日本グループのビジネス共創ピッチプログラムのパートナーに採択されたことを発表しました。

ビジネス共創ピッチプログラムは、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」にて、NTT西日本グループの持つアセットと、スタートアップの持つイノベーティブな事業アイデアやプロダクトを組み合わせた事業創出をめざすというもの。

2022年12月にはプログラム第2回として、NTT⻄⽇本グループの通信インフラの点検業務において、取得した設備点検アセットを活⽤して「地⽅⾃治体」「モビリティー関連企業」「住宅・不動産業界」の課題解決に取り組む事業アイデアおよびビジネスパートナーが募集されました。

NTT⻄日本グループの設備点検アセットを活用


NTT西日本グループは、インフラの点検時にMMS(Mobile Mapping System)と呼ばれるカメラやレーザースキャナーを搭載した車両から取得した街中の映像・画像データ、点群データを、AIで解析しています。

同グループは上記で取得したデータを活用した事業アイデアや加工する技術、解析する技術、また大量データの管理のための技術など新たな価値提供ができるパートナーを募集。

2023年3月に「QUINTBRIDGE」で開催された第2回ビジネス共創ピッチにて、トルビズオンがビジネス共創パートナーに採択されました。会場では、トルビズオンの戦略参謀、深山治氏が登壇しました。

今回のパートナーシップを通して、トルビズオンはNTT⻄日本グループが保有する設備点検アセットを活用。「安全で快適なまちづくり」を実現するため、NTT⻄日本グループとともに価値共創に取り組みます。

トルビズオンについて

トルビズオンは、2018年よりドローンが安全に空を⾶⾏するためのサービス「ソラシェア」を提供。同サービスにより、「地権者合意」をつなぎ合わせることでドローン配送⽤の空の道をつくるプラットフォーム「Sky:Road」を提供しています。

「ソラシェア」は、3次元空間(緯度・経度・⾼度のデータセット)に名称を与える「スカイドメイン」という仕組みを導⼊し、世界中の空を識別します。「スカイドメイン」に紐づくデータベースには、空域の3次元情報以外にもドローン⾶⾏の合意状況、インセンティブの内容のほか、⼟地や建物の管理者情報、障害物情報、気象などのリスク要素のデータを格納することが可能。

トルビズオンはこの「Sky:Road」事業を通して、空域のデジタルツイン(空のDX)を実現することをミッションとしています。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000046605.html

(文・S.Inosita)

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