「マネして学べる」プログラミング学習サイト『シラバス』。
メインのWEBデザイン編とWEBアプリ編のコースでは、20あまりのステップを踏んでHTML/CSS、WordPress、Ruby on RailsなどでレスポンシブなWEBサイト を開発し、公開できる。
社内eラーニングシステムとして公開され、多くの企業が利用しているという。
今回は、プログラミングは難しそう…という人も気軽にトライできる、もう1つのカテゴリー「公開コース」を使ってみた。
■登録作業は簡単
まずは、シラバスのトップページにアクセス。
プログラミング学習サイト『シラバス』 https://cyllabus.jp/courses/publics
メールアドレスとパスワードを設定するだけの簡単作業で、すべてのコンテンツが見られるようになる。
しばらくすると、登録完了メールが来た。
「現在シラバスはβ版の試験運用中です」とのこと。
■英語、色彩検定、C言語からアイドルの合いの手まで
「公開コース」の特徴は、何と言っても5つのカテゴリーに分けられた多種多様なコースだろう。
サーバー構築などが学べる『IT』、使い分けが難しい単語に特化した『英語』、色彩検定などを扱う『デザイン』、行動経済学など幅広いトピックをカバーする『ビジネス』と『業務会計』などのカテゴリーがある。
新着コースには、アイドルの合いの手の仕方をまとめたページなど、ユニークなものも。
まず、初心者向けということで『はじめての色彩調和論』をやってみることに。
■穴埋め問題をひたすら解く
このコースは、アップロードされているノートを読んで、下の欄にある穴埋め問題を埋めていく方式。
答え合わせもワンクリックででき、間違えた箇所の説明なども出てくる。
■復習しながら記憶を定着
この追体験する仕組みで、記憶を定着させていく。
個別塾のような形式で、ユーザーはプログラムを『読む』、そして実際に入力して『実行する』を繰り返して学習する。ただ情報を受け取るより、ずっと理解が深まりそうだ。
コースは何度でも繰り返すことができ、パーフェクトになるまで続けることができる。
初心者が気軽に学べる難易度で、飽きずに進めることができた。しかし、まだまだβ版ということで、全体的にコンテンツが足りない印象も。
また、シラバスへの会員登録なら自由に公開コースを作れる仕組みになっているが、逆に言うとユーザー任せになっていて、メインのWEBデザイン編とWEBアプリ編ほど主体性が感じられないのも残念な点。
せっかくWEB上でどこからでもアクセスできるeラーニンクシステムなので、画像や動画を多用したインタラクティブなレッスンや、学べるトピックがもっと充実することを期待したい。
プログラミング学習サイト『シラバス』
(Writer: Saera Jin)