レトロな音を奏でる無電源スピーカー「NMP-001P」
拡声器一筋78年の町工場、株式会社ノボル電機が開発したスマホ用無電源スピーカーは、主力としている業務用拡声器をベースとしているため、見た目だけでなく音までしっかり拡声器そのもの。
それを株式会社PESSプロデュースのもとブラッシュアップさせたものが今回のモデル「NMP-001P」です。
「NMP-001P」にスマホを立てて音楽を流すことで、スマホ単体から流れる音と比較してボリュームが上がり、さらにどこか懐かしさを感じさせるノスタルジックな音質に変化します。
拡声器そのままの仕組み
「NMP-001P」は、+10デシベル以上の増幅性能を実現、その仕組みはメガホンと同じです。音の広がりを抑えることで、効率よく遠くまで音を届けることができます。
拡声器(レフレックス型)はメガホンを3つに分割し折りたたんで作ることで、音を増幅する機能を活かしながらコンパクトに設計されており、「NMP-001P」もその仕組みをもとに作られています。
町工場のこだわり
「NMP-001P」はスマホの充電コードを通すための穴をあけています。スピーカー自体は電源を必要としませんが、音源となるスマホは充電がなくなれば当然使えなくなってしまいます。
これによって、アウトドアでモバイルバッテリーに繋ぎながら音楽を聴く、朝起きるときにアラームとして使うなど、充電コード対応にしたことでスピーカーとしての可能性が大きく広がりました。
また、『音質や音圧に影響は出ないか』というチェックを綿密に行いながら、量産に適した穴の大きさを模索し加工しています。ただの穴だと侮るなかれ、たったひとつ穴にも町工場のこだわりが詰め込まれています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000105600.html
(文・zio)