リアルに近い体験の提供を可能に
「Vket Cloud」は、「Webメタバース」という形で、表現豊かなコンテンツを展開できる開発エンジン。これまでは難しかった表現を3D化することで、表現の幅や没入感を高め、リアルに近い体験の提供を可能にします。同エンジンを用いれば、ユーザーがアバターで隣にいる人と自由に会話をしたり、一緒に展示やショーを観たりできるワールドやコンテンツを制作できます。
正式リリースに合わせて自動文章生成AI「ChatGPT」との連携機能を試験的に導入。ChatGPTを活用したコミュニケーションするAIアバターなどを制作・設置できます。将来的には、プロンプトを設定することでAIアバターが音声会話に対応する機能なども導入される予定です。
また、プログラム言語「C#」をベースとした独自スクリプトを用いてミニゲームなどを制作できます。
メタバースサービス「My Vket」内に制作ワールドを表示
「Vket Cloud」で制作されたワールドは、HIKKYが運営するメタバースサービス「My Vket(マイブイケット)」内にも表示されます。同メタバースのユーザーが、「Vket Cloud」で制作したワールドを来訪する可能性もあるとのこと。制作したワールドは商用利用が可能
「Vket Cloud」を使用して制作されたワールドは、個人・法人を問わず商用利用が可能です。SNSのリンクを貼ったり、自分のつくった3Dモデルを置いて外部の販売サイトに誘導したり、サービス紹介やイベント開催で人を招いたりといった使い方ができます。
サービスが拡充される有償プランも展開予定
今後「Vket Cloud」には、独自URLの使用、外部APIとの連携、メタバース内での決済など、新たな機能が順次実装される予定。「ChatGPT」のより本格的な実装や、Webブラウザ上でのメタバース制作などの導入も計画されています。これらの機能の一部は、有償プランとして提供を予定しているとのことです。PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000034617.html
(文・S.Inosita)