企業の発展のため人材育成は欠かせないものですが、業務が多忙で人材教育に充てる時間が確保できなかったり、専門的な知識が必要とされる研修を作るノウハウが不足していたりと、人材育成に悩む企業も少なくありません。

一方で企業には、限られた時間で従業員の理解の定着を図り、より専門的な知識のインプットができるような研修の実施が求められています。

そんな中、パーソルイノベーション株式会社（以下、パーソルイノベーション）提供のコミック教材を使った研修ツール「コミックラーニング」が、株式会社早稲田アカデミー（以下、早稲田アカデミー）の社内研修ツールとして採用されました。

コミックラーニングとは

パーソルイノベーションが提供する「コミックラーニング」とは、インターネットを利用して学習可能な、コミック教材を使った法人向け研修ツールです。

コミックの持つエンタメ性で受講者の興味・関心を惹きます。また、受講者は自分のペースで理解しながら読み進めることができるため、研修内容の定着も期待できます。

導入を決めた企業からは、「内製できないような斬新なストーリーが決め手となった」、「従業員の研修への参加率が上がることを期待している」等、同製品の効果を期待する声があがっているとのこと。

「SNSリテラシー」が題材のサンプル教材公開中

パーソルイノベーションの公式HPでは、「SNSトラブルの発生防止」をテーマにした教材の短縮版を公開中。物語の最後では、主人公の個人情報がネットでさらされてしまう脅威をオチにしたホラーストーリーになっています。

パーソルイノベーションは、自社独自の研修を作りたいという企業に対して、従業員が理解・共感しやすいようなオリジナルコミックを制作し、提供するプランを用意しているとのことです。

学習塾では初導入。労務管理がテーマの研修教材

そんな「コミックラーニング」が学習塾の社内研修に採用されたのは、今回が初。導入した早稲田アカデミーは、労務管理をテーマに管理職200人を対象とした研修のコンテンツの制作を依頼したとのこと。早稲田アカデミー研修担当者は、「想像以上にクオリティの高いものができ、実際に弊社にある制度をコミックで紹介することで、社員により身近に感じてもらえるような内容になった」と評価しています。

様々なジャンルの研修に対応したオリジナルコンテンツが魅力の「コミックラーニング」。今後、様々な業界の人材育成への貢献が期待できそうです。

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（文・Yuka Sada）