そこで、クロアチア拠点のスタートアップが、自分がビタミン・ミネラル不足なのかどうかを調べられるセンサー「Vitastiq」を開発中だ。スマートフォンにつないだ専用ペンシルを指や足などの皮膚にあてるだけで計測できるのだという。
◼電気反応とらえ4段階評価
Vitastiqは、ステンレス製のペンシルと、アプリ(iOS、Android)のセット。使うにはまず。アプリをダウンロードしたスマホのオーディオジャックにペンシルのコードをつなぐ。
そしてアプリに表示される絵に従って、ツボ押しのような感じで指などにペンシルをあてると、センサーが皮膚の電気反応などをとらえ、ビタミンなどが足りているかどうかを4段階評価でアプリに表示する。
◼測定ポイントは あちこちに
これは、ドイツで開発されたEAVと呼ばれる電気電導性測定の手法をベースにしているのだという。
医師を含む開発チームによると、ペンシルをあてる場所によって計測できる項目は異なり、例えばビタミンCであれば左手の親指の爪の左下、カルシウムだと左足小指の爪の左下、といった具合だ。
ペンシルは長さ14.6センチ、直径1.8センチと持ち運び可能で、誰でも使える。使用する前にプロフィールを作成できるようになっているので、1つで家族みんなのデータを計測して、データを保存することも可能となっている。
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Vitastiq/Indiegogo