そのラジコン飛行機をもっとハイテクにした、カーボンファイバー製の飛行機「Carbon Flyer」がこのほど資金調達サイトIndiegogoに登場した。スマートフォンがコントローラーになり、しかも搭載しているカメラで風景なども撮れるという、大人も子どもも純粋に楽しめるハイテクおもちゃだ。
73メートルの範囲内で操作
飛行機は電動プロペラ2機を備え、重さは43グラム。スマホとはBluetoothで連携し、80ヤード(約73メートル)の範囲内で使える。紙飛行機のように手で空中に放った後は、専用アプリ(iOS、Android)をダウンロードしたスマホで操作する。
操作は、端末を左右に傾けたり、アプリ内のスライダーを親指で上下に動かしたりして行う。飛行機はリチウムポリマー電池を使用していて、マイクロUSBケーブルでフル充電すると約3分の飛行が可能となる。内臓カメラが飛行中の映像もとらえる。
ぶつかっても壊れる心配なし
Carbon Flyerの売りの一つは、カーボンファイバー製なので丈夫なこと。溶接された鉄鋼より強度があるとうたい、木や建物などにぶつかっても簡単に壊れることはないという。
ただし、いくら丈夫といってもぶつからないに越したことはない。商業用ドローンと違って衝突回避のセンサーなどは搭載されていないので、やはり障害物が少ないオープンスペースでの使用が前提だろう。
山や海岸、広い公園などで飛ばして操作を楽しみ、そして自分の目では見られない風景などの映像を撮影するという使い方が想定される。
Indiegogoではすでに目標額5万ドルの3倍超を集めている人気ぶりで、今なら予定小売価格より50ドル安い99ドルで入手できる。プラス30ドルで日本にも発送してくれる。キャンペーンは1月9日まで、商品発送は来年8月の予定。
Carbon Flyer/Indiegogo