「Cayin N7」は、ピュア1-bitのダイレクトストリームデジタル(以下、DSD)のDACを採用。フルディスクリート部品で構成された超小型1ビットDAC回路を厳選し設計されたとなっています。
Cayin社製デジタルオーディオプレーヤーN7
DAC、LPF、ヘッドフォンアンプをディスクリート回路で構成したDAPはCayinでも初の試みとのことです。N7は左右対称の両面基板を採用し、信号経路のレイアウトや長さを可能な限り統一することに努めました。
細部まで徹底したこだわり
A級アンプは全チャネルがほぼ同じゲインである必要があるため、重要な部品を手作業で合わせ、リフロー前にPCBに取り付けなければなりません。飽和モードでディスクリート部品が完全に安定した動作をするように、静電流を十分に制御する必要があります。ディスクリート部品が原因で発生する偏差を補正するために、調整が必要です。このため、複数の調整用抵抗を取り付け、PCBAを手動で微調整して、リファレンスデザインに一致させるようにしています。
クリーンかつ増幅のないラインアウト
ラインアウトは、ボリュームをバイパスした固定電圧のラインレベル出力です。ヘッドフォンアンプ(ポータブルまたはデスクトップ)やホームオーディオのインテグレーテッドアンプの高音質ソースとして使用できます。ライン入カモードでCayin HA-3Aと接続することも可能です。急速充電で長時間再生を実現
3.8V 9000mAHの巨大なリチウムバッテリーと綿密に調整された電源管理システムを採用。PD2.0による急速充電により、約2時間でDAPを20%から80%まで充電ができます。3.5mmシングルエンドイヤホンで最大10時間、4.4mmバランスで最大8.5時間の連続再生が可能です。PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000010521.html
(文・zio)