そのドアホンをWiFiにつなげ、手元のスマートフォンなどで映像確認できるようにしたのが「SkyBell」。このほどアップグレードし、カメラの撮影がさらに広角になるなどセキュリティ面が強化された。
◼映像クラウドサービスも
SkyBellは基本的には通常のドアベルのように使用する。来訪者を映像チェックし、必要に応じて会話する。異なるのは、ユーザーがどこにいようとも、端末で来訪を確認できることだ。
例えば、旅行や買い物などで留守にしているときに友人がベルを鳴らしたら「あと1時間で戻る」と伝えたり、宅配業者に「明日配達して」などと依頼したりできる。
もちろん、仕事などで取り込んでいるとき、すぐに来訪をチェックできないこともあるだろう。そんなとき、来訪者の映像をクラウドに保存し、ユーザーは後から確認できるサービスが間もなく追加される予定だ。
◼ナイトビジョン対応
ただ、来訪者は必ずしも来てほしい人とは限らない。新しいバージョンのSkyBellでは140度の広角カメラでとらえ、コントラストを調整して暗闇でも人物を確認できる。
また、ベルが鳴らされなくても、玄関周辺に怪しい人がいないかチェックするのにも使え、加えてモーションセンサーを備えているので不審な動きがあればアラート発信するようにも設定できる。
つまり、SkyBellは便利さとセキュリティを兼ね備えたドアベル。モバイル端末が浸透したいま、このタイプのドアベルは今後主流になっていくのかもしれない。
SkyBellの価格は199ドル。米国で製造されていて、日本からもサイトで注文できる。
SkyBell