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Tech KDDI、カヤックがプロデュースするスマホ向けメタバース「αU metaverse」を発表

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KDDI、カヤックがプロデュースするスマホ向けメタバース「αU metaverse」を発表

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株式会社カヤック(以下、カヤック)は、3月7日に正式ローンチしたKDDI株式会社のスマホ向けメタバース「αU metaverse」の開発を担当したことを発表しました。

渋谷や大阪の街を再現したメタバース

αU metaverseは、バーチャル空間に再現された渋谷や大阪の街を舞台に、アーティストによる音楽ライブや、利用者同士が集まって会話を楽しめる、様々なコミュニティに出会うことができるメタバースサービス。対応デバイスは、iOSとAndroidです。

同プラットフォームは、主に以下のような特徴を備えています。
(1)音声によるアバターコミュニケーション
参加者は好きなアバターになって音声でコミュニケーションをします。音声は、テキストでは得られない相手の気持ちを理解することができ、心地よい交流のベースとなります。街中にある、バーや居酒屋、カフェといったコミュニケーションスペースに参加者が集い、会話が広がり、コミュニティが誕生することで、新しいエンタメやクリエイティブが生まれる場となります。

(2)メタバースならではのイベントやミート&グリートを開催
新感覚の音楽ライブや、有名人のトークライブ、クリエイターによる展覧会などを開催します。
イベント後に行われるアーティストやファン仲間と直接コミュニケーションができるミート&グリートでは、メタバースならではのアバターを介した近い距離間で会話する貴重な体験ができます。

(3)誰もがクリエイターになれる
街とは別に用意された自分の部屋を、家具などで模様替えをして自分らしさを表現するところからクリエイティブ活動は始まります。今後、マイルームに招待した仲間と会話を楽しむ延長でのトークライブ開催、アバターやマイルームの家具の制作や販売が可能になります。メタバースでは誰もが自由にクリエイターになることができます。

メタバース専門部隊を設立

カヤックは、近年、メタバース関連の事業領域に注力し、昨年2月にメタバース専門部隊を設立しました。本部隊のリーダーは、天野清之氏。これまで「からかい上手の高木さんVR」「SAO VR」「ReoNaイベント」「ラルクVR」などメタバース関連の様々なコンテンツやサービスの開発に携わってきました。

今後カヤックは、αU metaverseのNFTやゲーム要素などインタラクティブな機能を充実させ、新しいファッションやアート、アバターが生まれていくクリエイターエコノミーの実現を目指すとのこと。

関係者のコメント

KDDI株式会社の事業創造本部 副本部長 兼 Web3事業推進室長 兼 LX戦略部長、中馬和彦氏は、以下のようにコメントしています。
いよいよメタバースが主役のWeb3の時代がやって来ます。メタバースが実現する未来については様々な意見がありますが、天野さん(カヤックのメタバース専門部隊 事業部長)と私には全く同じ未来が見えていると確信しています。

2人が思い描く未来への道のりは果てしなく遠いのですが、まずはチャレンジのスタートラインに立てたことに大変興奮しております。さあ、一緒に世界を変える旅へ。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000618.000014685.html

(文・S.Inosita)

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