そのように煩雑なファイル探しの苦労を一気に解消してくれ、「たった2クリックするだけで目当てのファイルを見つけてくれる」という夢のようなiPhoneアプリが登場した。それが「Openera」である。
この「Openera」を使用するには、まずアプリをダウンロードして、emailアカウントに接続する。その後、ほかのクラウドサービスにも同じように接続するだけで、すぐにアプリの機能を活用することができてしまう。この「Openera」は、ファイルがクラウド内のどこに保存されているかに関係なく、自動的にファイルを組織化し、整理してまとめる。さらに、「歳入関連のドキュメントデータはGoogle Driveでまとめて参照する」など、自分独自のルールを設定することもできる。
「Openera」は、クラウドサービス内のファイルを互いに同期させているのではなく、ファイルを探し出して整理する機能であるため、データの保存場所にいちいち左右されることがないのが大きな強みだ。現在のところ、このアプリはiPhone版のみリリースされているが、Android版も開発中だという。
Openera