クラウドサービスセキュリティカメラをはじめとする多様なデバイスで記録された映像・画像データの蓄積・管理と、様々なアプリケーションとのAPI連携を可能にすることで、現場映像を活用した業務の革新・効率化を実現します。
現場の映像データ・管理と活用を実現
カメレオは、カメラ映像の活用による業務の革新・効率化を実現するためのBtoB向けクラウドサービスです。PCやスマートフォンから操作が可能なポータル画面や大規模拠点の運用にも柔軟に対応できるユーザーや登録機器の階層管理機能など、ユーザーに寄り添った様々な便利機能を標準搭載しています。
加えて、幅広い画質への対応や豊富なAPI群を提供することで、画像解析やアプリケーション開発などの多様なニーズに対応します。
ポータル画面と様々な便利機能
PCやスマートフォンから利用可能なカメレオのポータル画面では、蓄積したデータを管理・再生するための基本機能を搭載。加えて、ユーザーや登録機器の多階層管理や現場に設置した遠隔での首振り操作ができるカメラなど、様々な便利機能の提供により日々の運用を効率化します。
それでは、カメレオの具体的な機能について一部紹介します。
〇イベント検索機能とイベント表示
人や物の侵入時など、カメラに設定された様々なセンサーよりイベント発生時の映像を再生・ダウンロードできます。また、API連携によりユーザーが任意にイベントを設定することも可能です。イベント検索機能により膨大なデータの中から見たい映像を探し出す手間を削減します。
〇ユーザーや登録機器の多階層管理
ユーザーや登録機器の多階層管理機能により、多くのユーザーや登録機器を取り扱う現場でも適切なグルーピングによる効率的な管理が可能になります。また、権限設定も簡単に変更できるため、管理者の変更やカメラの新設時の設定変更作業の負荷を低減します。
フルHD対応・40種類超の豊富なAPI群
カメレオは静止画、動画共に、VGA(640 x 480)からフルHD(1920 x 1080)まで幅広い解像度に対応しています。高精細なデータが使えることで、より高度な画像解析が可能になります。様々なAPIの提供により、映像・画像データおよびポータルの機能を外部システムから利用することが可能です。柔軟なアプリケーション開発やシステム連携が可能になるほか、開発コスト・時間が節約でき、スピード感のある課題解決を実現できます。
ニーズに合わせて選べる4つの提供プラン
カメレオでは用途と活用するデータに合わせて、計4通りのプランを選べます。〇用途に合わせて選択
[ベーシック]
手軽にカメラデータの活用に取り組みたいお客様向けに、クラウドカメラ機能とモニタリングアプリを標準機能として提供
[プロ]
自社でのアプリケーション開発や、既存システムと連携させたい顧客向けに、「ベーシック」の機能に加え、外部連携用APIを提供
〇活用するデータに合わせて選択
[スナップショット]
静止画の録画、再生、ダウンロード機能を提供
[ムービー]
動画の録画、再生、ダウンロード機能を提供
映像データ活用が進みづらい現場へアプローチ
映像データの活用によるDXが加速している近年。コンビニやスーパーなどのセキュリティカメラの監視・防犯目的での利用に加え、インフラ現場などにも人やモノの動きの可視化・分析による提供サービスの高度化や業務効率化の需要が高まっています。
これに伴い、セキュリティカメラを使用したリモートモニタリング関連サービスの市場規模は、2019年の17億円から2030年には720億円(42.4倍)へと大幅な拡大が予測されているとのこと。
その一方で、映像データの活用が進みづらい現場も数多く存在しています。例えば日本全国に店舗や営業所を構える企業では、拠点ごとに異なるカメラを使いローカルでデータ管理を行っていることも多く、全拠点のデータを同一システム上で管理、活用をするためには多くの手間やコストが必要です。
また、河川や高速道路など監視対象が屋外かつ広範囲に点在する現場では、録画機器の設置が難しくデータの蓄積や活用が困難です。このような現場でも映像データを手軽に活用できるサービスが求められています。
そんな中、パナソニックコネクトは今回、カメレオの提供を開始することを発表しました。同社は今後、本サービスを通じた柔軟な映像・画像の活用を実現していく方針です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005034.000003442.html
(文・我妻歩実)