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三重県明和町、まちづくりにアバターやメタバースなどを活用へ

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AVITA株式会社(以下、AVITA)は、三重県明和町(以下、明和町)と提携し、アバターやメタバースなどのテクノロジーを活用するための連携を開始しました。

アバターセンターを設置予定

AVITAと明和町は、共同で持続可能なまちづくりを行う方針です。観光客だけではなく、地域住民にも配慮した取り組みを推進し、町の魅力を広く発信するためにアバターやメタバースなどの技術を活用することを検討します。

具体的には、地域の住民によるアバターやメタバース体験に加えて、アバターでの就労のためのトレーニングが可能な場所として、三重明和インキュベーションセンターを拠点にした「めいわアバターセンター」を設置する計画です。

地域の歴史をデジタルアイテムに

今回の連携に伴い、明和町が伊勢神宮に仕えた皇族・女性「斎王」が暮らした都「斎宮」や、当時の時代背景を取り入れたアバターなどのデジタルアイテムの制作が行われます。明和町の特産品を、アバターを使用して販売するといった取り組みも行われる予定です。

AVITAについて

AVITAは2021年に創業したアバターDX推進ツールなどを開発する。大阪大学基礎工学研究科教授であり、同社代表の石黒浩氏の研究ソースを活用し、リモート接客サービス「AVACOM(アバコム)」の開発・運営や、アバターワーカー派遣、アバター制作などの事業を展開しています。

AVACOMは、接客体験のDX推進を目的としたサービス。接客時にアバターを使用するのが特徴で、業務効率化と顧客とのつながりを大切にしたオンライン接客を提供します。実店舗とオンラインの両方での接客に対応しており、少ない人数でも遠隔接客ができます。また、映像と音声を収集し、接客フィードバックや接客後の分析に利用することも可能です。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000085375.html

(文・S.Inosita)

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