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Tech CG・映像制作企業がメタバース特化のプロダクションブランド設立。ストーリー重視でメタバースイベントでの表現力向上目指す

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CG・映像制作企業がメタバース特化のプロダクションブランド設立。ストーリー重視でメタバースイベントでの表現力向上目指す

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CG・映像制作を手がける株式会社Composition(以下、Composition)は、プロダクションブランド「バーチャルスタジオMOOV(以下、MOOV)」の設立を発表しました。バーチャル空間やメタバースにおける、イベント・ライブエンターテインメントの表現向上を目標とした組織で、その知見を応用して、エンターテイメント技術を業界に提供します。

長期目線でアーティストと向き合う

MOOVは、アーティストやコーポレート、IPと一緒に、世界やストーリーを提案・制作するといった業務を展開する予定です。

アート・デザイン制作、CG制作技術、モーションキャプチャー、キャラクター制御といったリアルタイムCG技術(バーチャルライブシステム「complive」含む)を組み合わせ、高水準なコンテンツを提供します。

また、長期的な目線でアーティストやコーポレートと向き合い、一貫した世界観の提供や効率的なアセットの活用など、効果を最大化する制作体制の構築を目指します。

スタジオは4チーム構成

MOOVは、4つの制作チームで構成されています。詳細は以下の通りです。
・バーチャル空間における演出の可能性や構成のプランニングを行う「STORY」チーム
・舞台や美術の設計やアセットの管理を行う「ART」チーム
・技術開発や制作フローの整備を行う「TECH」チーム
・ビジュアル制作や映像制作を行う「CRAFT」チーム

なお、MOOVは現在、音楽ライブに独自のストーリーやミュージカルや朗読などの要素を導入する、新しいライブエンターテイメント表現「Narrative Live」の開発を進めています。

一部機能は別企業に移管

Compositionは、2013年に設立されたCG・映像制作会社。CG技術を中心として音楽・ゲーム・ライブエンターテイメント・TVコンテンツなど様々なコンテンツの制作を手掛けてきました。

MOOV設立に伴い、同社は今後バーチャルプロダクション体制に集中。CG映像制作会社から、世界とストーリーの提供をミッションとする会社に移行する方針です。モーションキャプチャスタジオなど、これまでCompositionが展開してきた機能は、株式会社スタジオSoup.に移管されます。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000114346.html

(文・S.Inosita)

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