正社員求人倍率は15.8倍と高止まりに
今回の調査により、ITエンジニア・クリエイターの2022年12月の求人倍率は15.8倍となりました。求人数は2021年以降急増傾向にあり、2022年12月は前年同月比1.28倍に。転職希望者数も2021年7月以降増加を継続。2022年12月は過去最高転職希望者数となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2021年中は転職希望者数の増加幅が鈍化していたものの、完全に回復したと言えます。
フリーランスの案件希望者数は前年同月と比べて約2.7倍に
2022年12月の案件倍率は2.3倍。2021年末を境に減少傾向となっています。一方で、案件希望者数は2021年末以降急増傾向にあります。
クラウドの求人倍率は25.4倍、「データマイニング」は79.2倍
職種・スキル別の求人倍率は、前月比で「PHP」「Java」「データマイニング」「Web デザイン」「Webディレクション」などが増加。前年同月比では、「Java」「データマイニング」が増加する結果となりました。中でも、クラウド関連の求人倍率は25.4倍。データマイニング(企業が収集する膨大なデータを分析して何らかの有用性を見つけ、 マーケティングをサポートする手法)が79.2倍と高倍率になりました。
クラウド案件希望者数は前年同月比2.85倍、データマイニングは3倍へ増加
職種・スキル別の案件倍率は、前月比で「クラウド」「データマイニング」「Webデザイン」「Webディレクション」が微減となり、前年同月比では、「WindowsServer」を除く上記全てにおいて減少。「クラウド」においては、顕著な減少が見られました。PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000531.000010591.html
(文・先崎ゆきえ)