最大200万円をJPYCで給付
進捗2Earnは、Web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」で提供されます。第1回の同プロジェクトには、shiftbaseのほか、現時点で株式会社Catalyst・Data・Partners、double jump.tokyo株式会社、JPYC株式会社、株式会社RiskTakerが協賛。本プロジェクトの予算として協賛金3,000万円を準備する予定です。給付金の支払い(最大200万円)は、日本円と連動する暗号資産ステーブルコイン「JPYC」で行われます。進捗2Earnは、個人の金銭的なリスクをゼロにして、世の中に“挑戦者”を増やすことを目的とする助成金プロジェクトです。UNCHAINの審査を通過したメンバーをターゲットとし、採用市場で需要が高まるビジネス力のあるエンジニアを増やします。
支援対象となったプロジェクトの進捗は、6段階のフェーズに区分され、プロダクト、サービスの開発及び事業の進捗に応じて、獲得できる累計助成金(Grant)が変動する仕組み。初回の審査は2023年3月中にスタートし、Pre-6フェーズとPre-5フェーズでは、shiftbaseが進捗審査を実施します。
Pre-4より先のフェーズの審査は、月に1回のペースで行われます。審査結果の発表後は、1週間以内に各参加者のウォレットに助成金が給付されます。
事業化サポートをハッカソンに複合
shiftbaseは、2022年に行われたWeb3ハッカソン、Polygon Tokyo Hacker Houseと東京web3ハッカソンを通して、エンジニアが短期集中でものづくりに挑戦する仕組みの重要性を認識。インキュベーションという事業化サポートの要素をハッカソンの仕組みに複合することで、「ユーザー体験の価値向上に繋げられるのではないか」と結論付け、進捗2Earnの設立を決定しました。
進捗2Earnについて、shiftbaseの志村侑紀取締役は以下のようにコメントしています。
”進捗2Earn”は、開発者のアイデアを形にするための第一歩を後押しする仕組みです。どんなアイデアでも構いません、ドキュメントにしてみてください。助成金がもらえます。アイデアをもとにMVPを作ってみてください。
そうすると、ふたたび助成金がもらえます!みなさんが生みだしたプロダクトが、もう一度Cryptoの世界を盛り上げる原動力になると信じています。助成金の対象はお金が稼げるプロダクトだけではありません。素晴らしいOSSがブロックチェーンの未来を作ります。そんなプロダクトがUNCHAINから生まれることを楽しみにしています。
今年も多くのハッカソンが日本で開催されると思います。仲間を見つけたい人、自分のアイデアの壁打ちをしたい人、ぜひUNCHAINで学んでみてください。2023年も当社は、アイデアを持つみなさまが挑戦し続けられる機会をUNCHAINを通して提供してまいります。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000095801.html
(文・S.Inosita)