JR西日本は、大阪駅をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心として、「JR 西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する“未来駅”と位置づけています。今回の発表は、これまでにない新しい体験を利用者に提供する方針です。
AIが利用者の移動をサポート
みどりの券売機プラス+AIは、AIによる自動応対機能を搭載した券売機です。画面に投影されるキャラクターとの対話を通じ、音声による操作できっぷを購入できます。JR西日本によると、本機能の導入は全国初になるといいます。
AI案内ロボット「AIアシスタント(Ayumi)」は、利用者からの質問に対し、音声や画面投影を通して、周辺施設や出口、乗り換え情報等を案内するサービス。周辺施設や複雑な駅構内の目的地の案内も、Ayumiがサポートします。
そのほか、視覚障がい者向けナビゲーションシステム「shikAI」は、点字ブロック上に設置したQRコードを、スマートフォン上の専用アプリで読み取ることで、事前に設定した目的地までの点字ブロックの経路を音声で案内するサービスです。視覚障がい者が一人で駅構内の目的地まで移動できるよう支援します。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000397.000095753.html
(文・Saki.A)