オーストリア発の売買サイトのアプリShpock(iOS版とAndroid版)がこのほど登場した。オンライン売買サービスで先行しているeBayなどのように、遠いところに住む人から商品を買って郵送してもらうというのではなく、Shpockは売買するユーザー同士が直接会って商品とお金の受け渡しをする“ローカルビジネス”を想定している。
同アプリは、急速に浸透しつつあるスマートフォンのカメラとGPS機能をフル活用する。物を売りたい場合、対象物をスマートフォンのカメラで撮影し、簡単な説明をつける。そして商品カテゴリーを選択して希望の値段を入力する。商品を探している人は、「自転車」、「椅子」などとカテゴリーで検索をかけることができる。また、GPS機能を使い「現在地から半径○キロ以内」と設定すると、その圏内で売りに出されている商品のリストが写真入りで表示される。
サイトでの詐欺行為を防ぐため、同アプリはFacebookのアカウントを使ってユーザー登録をする。当初はオーストリアでのみ使用可能だったが、現在は世界中で利用できる。ただし、ヨーローッパに主眼をおいており、英語、ドイツ語、フランス語、クロアチア語でサービス展開中だ。
Shpock