情報の取捨選択に悩む選手たち
近年、誰もがネットからスポーツの情報を得られるようになった一方で、情報を活かしきれていないという状況は少なくないといいます。学生選手自身が練習の目的を正しく理解し、情報を取捨選択することは難しいのが現状です。また、指導者は校務が忙しく選手全員と1対1で話す時間を確保できないことも課題の一つとして挙がっています。
そこで、開発されたのがzenowです。
選手が今やるべきことを自動で算出
zenowは、運動部活動における目標設定と管理をサポートするアプリ。zenowで目標と手段を構造化することで、選手の個々の練習メニューに対する目的意識が明確になります。また、モチベーションと難易度を設定することで、自動的に優先順位が算出されるため、選手が今やるべき練習を自力で決定できるようになります。
一方、指導者は、選手全員の目標と思考過程をリアルタイムに確認できるため、選手に寄り添った支援をすることが可能です。また、選手が過去に入力した記録と現在の記録を比較することで、一人ひとりの細かな変化を見逃さず、指導を必要としている選手を把握することができます。
本サービスについて、株式会社northsの代表の叶 卓史氏は以下のようにコメントしています。(一部抜粋)
「ネットの普及によって情報格差がなくなり、スポーツを学習する機会が平等になった一方で、選手自身がその断片的な情報に目的を持たせて正しく活用することの難しさを実感しました。我々は体育の東大とも呼ばれる筑波大学発のベンチャー企業として、情報社会におけるスポーツ学習の在り方をアップデートしていきます。」
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000115033.html
(文・優花子)