サイネージは、同施設内のバームクーヘン店「バームファクトリー」に設置され、商品や店舗周辺の風景を大型スクリーンで見られます。
人の動きに合わせて画面が反応
バームファクトリーは、2023年1月11日(水)にオープンした、バームクーヘンを専門に取り扱う店舗です。生地づくりから焼成、包装といった、バームクーヘンの製造プロセスを見学できるのが特徴。焼きたてのバームクーヘンや限定商品を購入できるショップも併設しています。デジタルインフォメーションウォールは、センサー連携で人の動きに合わせて画面が反応。利用者の「興味を喚起する」仕組みになっています。ディスプレイはタッチパネル式で、利用者は、大画面に流れる画像から、選択したいものを直感的に選べます。
表示コンテンツは専用の管理画面(パソコン・スマートフォン対応)からの更新可能で、常に最新の情報を提供できるとのこと。美術館での展示や、フロアガイド、オフィスでの利用なども想定しています。
バンダイやアルマーニも導入
デジタルインフォメーションウォールの展開は2013年頃から行われており、株式会社バンダイの本社や高級ファッションブランド「アルマーニ」の銀座タワー、ホンダ自動車の小川エンジン工場など、複数の大手企業が同ウォールを導入しています。ラ コリーナ近江八幡は、「たねや クラブハリエ」のフラグシップ店で、2015年にオープンしました。スタジオジブリの映像作品のような幻想的な建造物が有名で、敷地内には店舗のほか、田んぼも設置。現在は年間約300万人以上の観光客が訪れる、人気スポットです。
チームラボについて
チームラボは2001年に設立されたスタジオで、プロジェクションマッピングを活用した「デジタルアート」で知られています。アプリ開発なども行っており、2022年12月には、3Dで骨や筋肉の動きが見えるアプリ「teamLabBody Pro」をリリース。また、1月25日(水)より、ブラジルで個展「teamLab: Impermanent Flowers Floating in an Eternal Sea」を開催します。同個展の詳細はこちら
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(文・S.Inosita)