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欧州のデジタルクリエイター4割がデジタル制作を15歳以下から開始、セルシス調査

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株式会社セルシスがヨーロッパ4か国のデジタルクリエイターにアンケートを取ったところ、4割がデジタル制作を15歳以下から身近なデバイスで慣れ親しんでいることが分かりました。

調査を行ったセルシスとは?


今回調査を行った株式会社セルシスは、ペイントアプリ、クリエイター向けサービス、DC3ソリューション、電子書籍ソリューションを行う企業です。

同社が開発するイラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作のアプリ「CLIP STUDIO PAINT」は、全世界で2,500万人以上のデジタル作品制作に利用されています。

セルシスがヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、スペイン)のクリエイターを対象にグラフィックコンテンツの創作活動に関する調査を以下のように実施しました。

期間:2022年8月3日~10月7日
調査方法:オンラインにて調査
調査対象国と人数:ヨーロッパのイギリス、フランス、ドイツ、スペインの4か国、合計6,385名

絵を描くときのデジタル活用率




絵を描くときのデジタル活用率を調べるために、「デジタルとアナログどちらの方法で絵を描くか?」との質問に、ヨーロッパ4か国の69.6%が、デジタルでも絵を描くと答え、36.4%がアナログのみを使用すると答えました。

デジタル活用率が一番高いのはドイツが75.4%、次いでフランスが63.1%となりました。

初めてデジタルで描いた年齢は15歳以下が43.4%




初めてデジタルで描いた年齢は、15歳以下が43.4% 、10歳以下が13.0%でした。

国別比較ではフランス(18.1歳)とスペインでは(16.0歳)で、デジタルで絵を描き始めたのは約2歳差があり、スペインでは低年齢からデジタルツールで絵を描いていることが分かります。

多くの回答者が低年齢でデジタルデバイスで絵を描き始めていることは、多くの保護者がデバイスの提供やツールの使用に協力的であることを示しているとも言えますね。

初めてデジタルで絵を描いたデバイスはタブレット・モバイル端末が過半数




初めてデジタルで絵を描いたデバイスはPC以外が57.3%と過半数になります。

その中でもAndroidスマートフォン、iPadの順で、モバイルデバイスではAndroidスマートフォンに指で描くケースが最も多くなっています。

ハイスペックな機材ではなく、まずは身近なデバイスでチャレンジしている様子がうかがえます。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000717.000005223.html

(文:先崎ゆきえ)

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