シミュレーションでテスト可能に
今回発表されたElectric Motor Emulatorは、モータの数式モデルを設定することで、モータの電気的な挙動を再現できる製品。実物のモータがなくても、シミュレーション上で、インバータの制御確認や信頼性・耐久性を評価することが可能です。
同製品の主な特徴は以下の通りです。
・実機のモータがなくてもインバータの評価を行うことが可能。
・回転体がなく、安全な評価を実現。
・20kW~1MWクラスまでの幅広いラインアップ。
・ラック1本でモータエミュレータとバッテリエミュレータの両方を具備しており、省スペースで使用可能。
・PMモータ、誘導モータ、6相モータの評価も可能。
・外部シミュレータとの連動も可能。
電動パワートレイン向けの評価装置などを提供
D&V Electronicsは、電動モビリティ開発向け評価装置を手掛ける企業です。カナダに本社を置き、主に自動車産業、航空機産業の電動パワートレイン向けの評価装置を提供。R&D向け、生産ライン用、耐久試験用といった、様々なアプリの開発実績を有します。
また、トラクションモータやe-Axle用ダイナモメータなども手掛けており、同社の製品は、世界80カ国以上で採用されています。
D&V Electronics HP:https://www.dvelectronics.com/
1953年設立の最先端の”はかる”技術リーディングカンパニー
東陽テクニカは、1953年に設立。情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)など、幅広い事業を展開しています。5Gやクリーンエネルギーといった、トレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力。国内外で事業の拡大を進めています。
東陽テクニカHP:https://www.toyo.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000075068.html
(文・S.Inosita)