荷室はアレンジ可能
ELEMO-Lは、バン型の車両で最大積載量1,250kg。大型の後部ドアが設けられており、荷物を容易に積み込めます。走行は100%バッテリー(電気)で行い、CO2排出量はゼロ。また、軽量化のためにアルミボディを基本骨格とし、樹脂パネルを多用しています。
本来の貨物用途に加えて、荷室をアレンジ・カスタマイズすることで様々な用途で使用することが可能。例えば、商談やイベントアウトドアなどが想定されます。
2021年に最初のモデルが登場
ELEMOシリーズの第1弾は、2021年7月に発売した「ELEMO」。その次に、11月に軽トラック型の「ELEMO-K」がリリースされました。各モデルには、インターネットを介した運用管理や、アプリとの連携機能などのIT技術が導入されており、オフィスなどから運送ルートの最適化や効率化を指示できます。
AIを活用してルート最適化
地球温暖化をはじめとする環境問題の原因である温室効果ガス排出量削減に向け、自動車のEV化が喫緊の急務です。これは自動車業界のEV化という課題は乗用車ばかりでなく、商用車も同様です。一方で、物流を支える商用車は技術的課題や法規的制約などから、乗用車よりもEV化が遅れています。
このような状況を背景に、HW ELECTROはELEMOシリーズの開発を進めています。将来的には街を走るトラックをネットワーク化し、AIを活用することで配送ルートの最適化・効率化を追求する方針です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000080318.html
(文・S.Inosita)