患者支援スマホアプリ
wellcneはwellness(健康)とconnect(繋げる)の造語で人々の医療データを繋げていくことで、より豊かな未来をしていくことを意味しています。
今回スタートする「wellcne」と、2019年にサービス開始した「MyHospital」と併せて、今後5年をめどに500病院への導入を目指しています。
患者から預かった個人情報や医療情報の保管運用に関しては、株式会社三井住友銀行が運用する「情報銀行」(*1)システムと接続し、医療分野の3省2ガイドライン(*2)に加えて金融業界の基準にも準拠したセキュリティを担保し安全な環境を実現しました。
また、登録時の本人確認をより安全にスムーズに行うために、オンライン本人確認「eKYC」(*3)も採用しました。
*1 個人が企業へパーソナルデータを提供し、他の事業者とのマッチングや匿名化したうえで情報提供、一元管理する制度
*2 厚生労働省、経済産業省、総務省の3省による2つのガイドライン、医療情報システムの安全管理に関するガイドライン (厚生労働省)、医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン(経済産業省、総務省) の総称
*3 electronic Know Your Customerの略で本人確認を完結するための技術
患者のメリット
患者の通院環境を支援するアプリ「wellcne」は、以下3つの課題解決に貢献します。
・通院時の時間短縮・混雑緩和
- 電子診察券
- 待合順番案内機能
- オンライン決済(後払い会計)機能
- 調剤依頼機能
・医療データ共有
- 医療データの連係機能
- 情報共有機能
・医師や病院とのコミュニケーション
- 次回受診確認機能
- お知らせ機能
医療機関のメリット
「wellcne」は患者のための通院支援アプリですが、医療機関側のメリットも以下を想定しています。
- 後払い会計機能の利用による会計ピーク時のリソースの平準化
- 待合順番案内機能の利用による患者体験の向上
- 次回受診確認機能の利用による無断キャンセル防止効果
- お知らせ機能の利用による患者への効率的な連絡
- PHR情報共有機能による医師とのコミュニケーションの円滑化
- アプリでのオンライン会計(クレジットカード)による未収金発生の抑制
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000029833.html
(文:先崎ゆきえ)