窓口に出かけて行かずに、オンライン上で取引をすることも増えた。だが、問題になるのはやはり本人認証の問題。なりすましなどのネット犯罪も横行する中、ドイツ発のオンライン認証サービス「IDnow」は、現代社会のニーズを受けて誕生したものだ。
この「IDnow」のサービスは、スマートフォンやタブレット、PCなどあらゆる端末に対応している。必要なのは、カメラ機能とビデオチャットができることのみ。
身分証の写真をカメラで撮影
ユーザーは、PCのWebカメラやスマートフォン内蔵のカメラを使って、パスポートや運転免許証、法的文書など、身分証となる書類のIDを含む画像を撮影する。すると、「IDnow」の独自のアルゴリズムが撮影画像を読み取り、画像内の中から必要な要素を抽出し、身分証の信頼性をチェック。
さらに人間の目を介して、ビデオチャットで本人確認
その後、「IDnow」の社員から簡単なビデオコール調査を受ける。取引をおこなおうとしている人物が本当に本人なのか、改めて二重にチェックされ、本人認証が完了する。
「IDnow」によると、本人認証にかかる時間はわずか3分以内だという。しかも365日24時間対応だというのだから心強い。
金融サービスに最適
機械認証のみならず、最終的に人の目で実際に視認することで、さらに信頼性が高くなる。銀行や金融機関の取引のほか、ユーザーの年齢確認が必要なサービスをオンラインで展開する企業にはピッタリだろう。わざわざ店舗に出向いたり、免許証のコピーなどの提出が不要になるのだから、便利な世の中になったものである。
IDnow