今回その取り組みの一環として発表されたのが、ユーグレナによって製造・販売される次世代バイオ燃料「サステオ」の都営バスへの導入です。
バイオマス原料で走るバス
対象の運行ルートで走る計58両にユーグレナ製バイオマス燃料「サステナ」が供給され、運行が実施されます。
本取り組みの実施期間は2023年1月25日(水)から1か月程度となっています。
対象の運行ルートは小滝橋自動車営業所管内の7路線で、高田馬場から上野公園、新宿から都庁を結ぶ路線となっています。
さらに、対象車両計58両のうち5両にはSDGs応援活動を続ける株式会社サンリオのキャラクターハローキティ仕様のラッピングが施されます。
サステナブルな燃料「サステオ」
本事業で使用されるのが株式会社ユーグレナが製造・販売するバイオジェット・次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」です。
バイオマス原料(使用済み食用油や微細藻類ユーグレナから抽出した油)から製造されている、環境にやさしくサステナブルな燃料です。
石油由来の燃料と同等に扱うことができ、バスから飛行機まで陸海空様々な乗り物に活用されています。
本製品のようなバイオマス燃料使用時には、他の燃料と同じく二酸化炭素が排出されますが、原料であるバイオマスが成長過程でCO2を吸収するため、カーボンニュートラルの実現への貢献が期待されます。
「Sustainability First」株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナは2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功した企業です。微細藻類を活用した様々な製品の開発・販売や、遺伝子解析サービスの提供などを行っています。「Sustainability First」という「ユーグレナ・フィロソフィー」のもとに様々な事業を展開しています。
PRTIMES: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000420.000036462.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004021.000052467.html
(文・大谷尊迪)