日本国内でのeスポーツ大会配信の累計視聴時間は前年比の38%増。
eスポーツ大会配信トレンド
比較:2021年と2022年
株式会社プレイブレーンは、国内eスポーツ大会配信スケジュール情報を網羅したサイト「TAIYORO」で観測されたデータをもとに、国内eスポーツ大会配信の視聴トレンドを発表しました。
eスポーツとは、コンピューターを用いて行う競技やスポーツのことを指します。
40種類以上のゲームタイトルが、2022年の1年間で国内のeスポーツ大会に採用されています。
- 配信数は1700件(前年比 4%増)
- ライブ配信を行ったeスポーツ大会 300件以上(前年比4%増)
- 累計視聴時間は50億分以上(前年比38%増)
視聴時間の増加理由
株式会社プレイブレーンによると、2021年と比較して2022年の視聴時間が38%増になった背景として以下のように分析しました。
- 更新配信と合わせて人気ストリーマーとファンが一緒に大会配信映像を観戦する「ウォッチパーティ」が各大会で実施
- 人気競技タイトルにおいて日本代表チームが世界大会で検討し注目が高まった
- 大会会場で有顧客イベントが実施され注目が高まった(新型コロナウィルスの感染予防対策による行動制限の緩和)
3つの人気タイトル
年間を通して毎四半期 1億分以上見られ続けた人気のタイトル、「VALORANT」「リーグ・オブ・レジェンド」「Apex Legends」の3つです。
最も多くの累計視聴時間を記録したゲームタイトルは「VALORANT(ヴァロラント)」。ライアットゲームズが開発運営するシューティングゲームで、女性限定の公式世界大会も開かれ注目されました。
「リーグ・オブ・レジェンド」はチームで戦うストラテジーゲーム。国内公式リーグ「LJL」のチーム所属のアカデミー選手がアジア地域のチームと対戦する国際大会配信や、韓国のプロリーグの日本語配信が実施されました。
「Apex Legends」はフロンティア中の戦士が富と名声をかけて戦うバトルロイヤルゲームです。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000045650.html
(文:先崎ゆきえ)