だが、ビデオの撮影となるとそうはいかない。特にスポーツなどで動き回る自分自身を撮影するときには、基本的に誰かに撮ってもらうしかない。
しかし、このほど登場した「Filmbo」を使うと、iPhoneでビデオの自分撮りを楽しめる。センサーを搭載し、被写体の動きを自動で追いかけてフレームに収めるというものだ。
◆撮影モードは3パターン
Filmboは円盤の形をしていて、直径10.6センチ、厚さ2.4センチ。中央部分にiPhoneを横向きにしてセットする。
そして撮影するときは、iPhoneの専用アプリを立ち上げて撮影モード(ビデオ撮影、低速度撮影、瞬間写真撮影)を選ぶと、Filmboが被写体を常にフレーム内にとらえるように自動で動く。
ちなみに、Filmboは360度回転し、角度も20度までつけられるので、大体のアクションはカバーできそう。また、底部分に三脚をつけることも可能となっている。
◆スマホ充電機能も
Filmboは現在、資金調達サイト「Indiegogo」でキャンペーンを展開中で、紹介ビデオを見ると、スケートボードやサッカー、ダンスといった動きも難なくとらえている。
USBケーブルで充電し、バッテリーは8時間持つ。撮影しながら、スマホをFilmboで充電することもできる。
160グラムと持ち運びも簡単なので、屋外でのスポーツ練習時に撮影を頼みたい友人が近くにいない、あるいは誰かに見られずに自分の動きを撮影してスキルアップに生かしたい、といったときに便利そう。
Indiegogoでは予定小売価格より50ドル安い99ドルとなっていて、興味のある人はおトクに入手するチャンスだ。キャンペーンは11月28日まで。
Filmbo/Indiegogo