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Tech 1600万円で「宇宙の入り口」までの旅へ。気球型宇宙船、HISで18日から予約受付開始

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1600万円で「宇宙の入り口」までの旅へ。気球型宇宙船、HISで18日から予約受付開始

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HISは、Space Perspective(スペース・パースペクティブ)が提供する気球型宇宙船「Spaceship Neptune(スペースシップ・ネプチューン)」の予約受付を、1月18日(水)から開始します。

乗船にあたって、年齢や体重の制限、健康条件の指定はなく、特殊訓練も不要。18歳以上であれば誰でも乗船できます。

価格は、1人あたり12万5000ドル(約1605万円)です。

地球を見下ろしながら飲食

スペースシップ・ネプチューンは、高度3万メートルまで上昇する気球型の宇宙船で、地球を見下ろしたり、地平線から昇る太陽を眺めたりすることができます。

この旅は、フロリダ州のケネディ宇宙センターから始まります。宿泊施設に到着後、「プリフライトプログラミング」に参加し、安全に関するブリーフィングを含む施設のウォークスルーをおこないます。

その後、海洋宇宙港「ボイジャー」かフロリダ州スペースコーストから、スペースバルーンで高度3万メートルまで上昇します。

船内には重力があり、高級ホテルのような内装のカプセルラウンジは、8名の乗船者と1名のパイロットが快適に座れるように設計されています。乗船者は、食事を楽しみながら、約6時間の旅を過ごすこととなります。

機内は、自由に移動できるほか、周囲360度が窓で覆われているため、どこからでも眼下に地球を眺められます。また、Wi-Fiも完備しているため、地球にいる家族や友人と連絡をとることも可能です。

2025年以降、順次出発

スペースシップ・ネプチューンの価格は、1人あたり12万5000ドル(約1605万円)です。申込金を支払った後、旅の手配がされます。

また、HISへの手数料として1人あたり55万円の支払いも必要で、これらの料金はすべて銀行振込のみ対応となります。

スペースシップ・ネプチューンは2024年後半から商用飛行を開始する予定。同年のフライトはすでに完売しています。HISから予約した搭乗者は、2025年〜2028年の間に順次出発します。

なお販売は、HISの子会社である株式会社クオリタが請け負います。

PR TIMES
HIS予約サイト

(文・Saki.A)

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