本人が認識していないところで感じるストレスもあり、蓄積すると生活の質低下、ひいては万病の元となることもある。
そこで、ストレスを自覚し、早めに対処・管理してQOL改善につなげようというのが、資金調達サイトIndiegogoにこのほど登場したスマートブレスレット「Olive」だ。
◆心拍、体温などでストレス検出
Oliveは一見腕時計のようだがセンサーを内蔵し、心拍や体表温度、皮膚コンダクタンス(電気伝導度)、体の動きなどをとらえる。そうしたデータを元にストレスレベルが算出され、ユーザーは自身のストレス度合いをスマートフォンの専用アプリで確認できる仕組みだ。
もちろん、ストレスの有無がわかるだけではなく、Oliveはユーザーのストレスを検出すると表面のLEDライトが輪のように光り、ユーザーに深呼吸やエクササイズなどをしてリラックするよう促す。
◆運動や睡眠のチェックも
また、Oliveは運動量や睡眠の質もチェックしてくれるので、そうした面からの健康管理にも役立てることができる。
つまり、運動や睡眠が不足するとストレスを抱えやすくなるが、ストレスになる前に運動・睡眠不足の改善を促せば、ストレス予防につながるわけだ。
小売価格は150ドルを予定しているが、Indiegogoで展開するキャンペーン(11月9日まで)では129ドルで入手できる。米国・カナダ以外への発送はプラス25ドル。
すでに調達目標額を達成し商品化は確実となったので、興味のある人は早めにチェックするとよさそうだ。
Olive/Indiegogo