“羽ばたく”鳥型ロボットはiPhoneやiPadで操作
現在のプロトタイプ版では、鳥型ロボットはiPhoneやiPad miniでリモート操作する。Ruymbeke氏が開発している鳥型ロボットは、Amazonなどのゴツゴツした形状の飛行ドローンとは全く異なり、“まるで鳥のような”羽ばたき飛行を実現している。
多くの特許技術を搭載した鳥型ロボットの重さは、わずか9.2グラムと非常に軽い。翼と尾翼部分はカーボンファイバー製で、クラッシュしても壊れにくい頑丈な設計になっている。翼の部分は交換が可能だという。
この「Bionic Bird」は、卵のような形をした充電器に置くことで充電をおこなう。まるで止まり木に宿る鳥のオブジェのようで、USB経由で充電する味気ないものとは違う遊び心がある。充電器はポケットに入れて持ち歩けるサイズだ。最大まで充電すれば、6~12分(最大スピードの場合は6分)継続飛行が可能で、およそ10回分の飛行ができるという。
将来的には、HDカメラ搭載のアップグレード版も視野に
ユーザーはiPhoneを傾けて、ロボットの飛行角度を調整したり、“nest”ボタンを押すと飛行を停止させるといった操作がおこなえる。
空を飛んでいる他の鳥たちを驚かせたりせず、猫も思わず夢中になる鳥型ロボット。現在、資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを開催中。サポート資金は、空中静止飛行機能やHDカメラを搭載した新バージョンの開発に用いられる見込みだ。
また、将来的にはリストバンドタイプのコントローラーで、より自然で直感的なジェスチャー操作ができるように開発を進めたい意向だという。とても夢がある「Bionic Bird」、興味がある人はIndiegogoのキャンペーンに参加してみては。
Bionic Bird