自転車の通行には、危険が伴うことを念頭に置いておかなければいけない。特に夕暮れどきや夜間、雨の日は視界が悪く、危険度はいっそう増す。しかし、通常の自転車に搭載されているライトだと、十分な明るさが確保されているとはいえない。
車のヘッドライト並みの明るさを誇る自転車LEDライト
そこでOrfosの設立者であるPete Clyde氏が開発したのが、悪条件下でも通用する「Flare」という“超明るい”自転車ライトである。「Flare」にはLEDの技術が使われていて、ヘッドライト向けの“白色タイプ”は500ルーメンの明るさを誇り、これは自動車のヘッドライトに匹敵する。また、テールライト向けの“赤色タイプ”は300ルーメンで、自動車のテールライト以上の明るさとなっている。
「Flare」のライトは透明なポリカーボネート製で、360度光を放つ。4つの明滅パターンと、HIGH、MED、LOWの3つの光の強さのパターンが用意されていて、シーンに合わせて調整ができるようになっている。
このライトは、USBで接続して充電することが可能で、最大量までおよそ90分で充電が完了する。電池のもちは、光の強度や明滅パターンにより異なり、HIGHだと最大3.5時間、MEDだと4~10時間、LOWだと24時間の連続使用が可能だという。
ウォータープルーフ仕様、マグネット式なので便利
ウォータープルーフ仕様になっているので雨天でも安心して使用できる。また、ライトはマグネット式になっているため、自転車のフレームのほか、さまざまな箇所にくっつけて使えるのでとても便利だ。
現在、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを実施中で、すでに目標額2万ドルの2倍以上の資金を集めている。順調にいけば、今年のクリスマス前に出荷されるという。
Flare