有名楽曲やアイドルをプロデュース
松田氏は、浜崎あゆみや倖田來未、アイドルグループの「乃木坂46」といった、多くのアーティストの楽曲制作に携わってきました。映画「着信アリ」で登場する「死の着信メロディ」を作り上げた人物としても知られています。Horizonによると、松田氏は著作権管理の専門家として参画するとのこと。同社はデジタル上で販売される匂いデータ(後述)の収益を、権利者に分配するための枠組みを構築するための取り組みを進めており、この分野で松田氏の知見を取り入れていくそうです。
デジタル化した匂いのデータを格納したNFT
Horizonが開発を進める「匂いNFT」は、匂いを分析しデジタル化した匂いのデータを格納したNFTです。アプリ「Smell Mafia」からダウンロードできます。Smell Mafiaとディフューザーが通信を行い、ディフューザーがNFTに記録されている香りデータを解析し、香りを合成するという仕組みです。Horizonは2022年12月に、「匂いNFT」の第1弾タレントとして明日花キララさんを起用し、1万枚限定の先行予約の開始したことを発表しました。
その際の記事はこちら
松田氏のコメント
今回のアンバサダー就任について、松田氏は以下のようにコメントしています。
匂いをコンテンツ化させることは、私のいる音楽業界にとってもプラスです。例えば、楽曲に匂いを付けて販売することもできますし、アーティストのイメージフレグランスを販売することもできます。
匂いがエンターテイメントの一つとして音楽業界でも取り入れられ、インターネットからダウンロードができるようになれば、アーティストとファンとの距離がより縮まり、コミュニケーションの幅が広がることでしょう。
PR TIMES
Horizon株式会社
(文・S.Inosita)