Cloudpick Japan株式会社（以下、Cloudpick）と株式会社LMCUは、スキー場併設型リゾートホテル「ホテルタングラム」にて、無人デジタル店舗技術を活用したレジレス完全無人売店の導入を開始しました。

レジを通さない新しい購買体験

従来の売店では、有人であるために営業時間が限られている状態でした。しかし「深夜や早朝にも売店を利用したい」という声が多く、レジのない完全無人売店「タングラムスマートストア（24Hレジレスコンビニ）を新設しました。

これにより、オペレーションコストの削減や売店業務の生産性向上も期待できるほか、ユーザーにとってはLINEを使用した“レジレス”な購買体験ができるなど、新しい価値提供も見込まれています。

専用アプリは不要　LINEで簡単に精算できる

無人デジタル店舗の利用において、専用アプリのダウンロードは不要です。LINEの友達登録後、クレジットカード情報を入力し、入店用のQRコードを発行します。入店時、ゲートにQRコードをかざし、欲しい商品を選び、ゲートを出るだけで決済完了です。

このように、事前にLINE登録を済ませておけば、入店から退店まで精算の手間が発生することは一切なく、今までにない新しい購買体験が期待できます。

小売業界のDXを支援

「ウォークスルー型無人デジタル店舗」など、店舗DXソリューションを手がけるCloudpickは、世界13カ国で400軒以上の無人デジタル店舗を展開。自社R＆Dチームが開発したハードウェアとソフトウェア、店舗運営の現場ノウハウを駆使することで、商品や消費者行動を高精度で認識し、未来的な購買体験を創出します。

また、リアルタイムでの在庫管理機能、購買データや店内動線を分析する機能、店舗に設置されたデジタルサイネージなどによるコンテンツ配信機能などを統合した「デジタル店舗管理プラットフォーム」も提供。ソリューション導入後の運営やマーケティング、OMO運用支援なども行ない、日本の小売業界におけるDXを支援します。

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（文・優花子）