今回は、お酒のように楽しめて、食事に合うおすすめのノンアルコール商品を紹介します!
お酒を飲まない人が抱える悩みは?
様々な理由でお酒を飲まないという選択をする人がいるかと思いますが、お酒の席でノンアルコール飲料を飲むときにこんなお悩みを抱えていないでしょうか?①お酒に比べて種類が少なくて味気ない
②食事に甘いドリンクが合わない
③お酒のようにアレンジできない
①お酒に比べて種類が少なくて味気ない
スーパーやコンビニなどにたくさんの種類が並んでいて、実際のホームパーティーのテーブルにも複数種類が並ぶアルコール飲料。しかし、お酒の席で用意されるノンアルコール飲料は、アルコール飲料よりもかなり種類が少ない傾向にあります。そのため「ノンアルコール飲料は選んで楽しめるものではなく、あるものを仕方なく飲むものだ」と諦めている人も少なくありません。
②食事に甘いドリンクが合わない
ホームパーティーでせっかく友人が美味しい料理をテイクアウトしてきてくれたのに、甘いドリンクやお茶しかないと気持ちが上がりませんよね。「甘いドリンクばかりだと糖分もカロリーも気になる」「お茶だとせっかくの非日常感が薄れてしまう」そんな悩みもあるはずです。
③お酒のようにアレンジできない
ロックグラスにウィスキーを注いでマドラーでゆっくりかき混ぜている人。今流行りのクラフトジンをおしゃれなトニックで割って飲んでいる人。自分の好みに合わせて、割材を変えたり、分量を調整したりできるのは、お酒を飲めないときには少しうらやましく見えるかもしれません。
【カテゴリー別】飲まない人の悩みを解決!おすすめのノンアル商品
それでは、お酒を飲まない人の悩みを解決してくれる、おすすめのノンアルコール商品をカテゴリー別に紹介します。①ノンアルの大本命!多くの商品数を選べるノンアルビール
「現在のノンアルコール市場≒ノンアルコールビール市場」ともいえる圧倒的カテゴリー、それがノンアルコールビールです!普段目にするノンアルコールビールは大手の商品ばかりかもしれませんが、近年では海外商品もじわりじわりと日本に参入しており、さらに国産のクラフトノンアルコールビールも増えています。
定番のラガー、ピルスナータイプ以外にも黒ビールやIPA、エールスタイルなど多種多様なスタイルが楽しめるようになってきているのも魅力的です。
そんな中で、おすすめしたノンアルコールビールは、ベルギー生まれの「ビア・デザミ・ブロンド0.0%」。
テーブルに置いてあれば目をひくようなおしゃれな見た目が特徴。オレンジといった柑橘の爽やかさとすっきりした酸味、ビールらしいほのかな苦みが楽しめる、ブロンドエールスタイルの本格派ビールです。
②ときにはお酒以上に食中に寄り添うノンアルワイン
実は今、すっきりと飲めるノンアルコール商品のほか、ワインのようにふくよかなフレーバーと複雑味のある味わいを楽しめるノンアルコールワインが増えています。様々なハーブやスパイスなどの素材でフレーバー付けされたノンアルコールワインの中でも、新しいワインオルタナティブジャンルは食事に合わせやすく、ときには本当のワイン以上のペアリングを見せてくれることがあります。
おすすめはオーストラリア生まれの「NON ソルティッド・ラズベリー&カモミール」。
キャッチーな見た目に綺麗な色合いの液体は、きっとお酒を飲んでいる人でも「一口頂戴」と言わざるをえない魅力を持っています。ラズベリーやカモミールなどのチャーミングな味わいにピンクソルト由来の塩味がいいアクセントになっています。
③飲み方はあなた次第!ノンアルコールスピリッツ
まだまだ日本では知っている人が少ない、まさに知る人ぞ知るカテゴリーが「ノンアルコールスピリッツ」。しかし、世界的には今もっとも熱いノンアルコールカテゴリーでもあります。ノンアルコールスピリッツでは、実際のスピリッツでも使われるハーブやスピリッツなどのボタニカルを水につけ込み蒸留することで、個性的なフレーバーに仕上がっています。
今回のおすすめは国産のノンアルコールジン「ネマ 0.00% ウイスキー」。
ノンアルコールとは思えないウィスキーのスモーク感と燻したようなピート香が特徴の一本。もし、普段アイラウィスキーを飲まれている人であれば、お気に入りになることでしょう。
そのまま飲むんでも、ソーダやジンジャーエールで割っても楽しめます。
ぜひ、こちらの記事を参考に、ノンアルコールでも楽しく美味しく過ごせることを実践して、酒飲みな家族、友人を嫉妬させてみてはいかがでしょうか?
<著者プロフィール>
安藤裕
株式会社アルト・アルコ代表取締役
大学在学時に渡仏、以降ワインの業界で経験を積み、2018年同社起業。著書に『ノンアルコールドリンクの発想と組み立て』(誠文堂新光社)。