そこで株式会社ワイヤードパッケージは表情を利用した判別技術を持つ顔認証AIフレームワーク「TIGEREYE SOLUTION」を発表しました。
感情波形を利用した新しい2段階認証
TIGEREYE SOLUTIONには、主に3つの先端技術が搭載されています。1つ目は、“感情波形”を利用した新しい2段階認証「Emotional Pattern Matching」です。
同技術では、独自のアルゴリズムで「登録された顔情報」と「感情波形パターン」を利用し同時に判定することで、認証対象者に負担をかけずに、高い認証精度を実現。リアルタイム性が必要な場面でもすぐ動作し、使用することができます。
写真や動画を利用するなりすましを防止
2つ目の生体検知エンジン「Liveness Detection for Identity Fraud Detection」では写真、動画などを使い、顔認証をごまかすことを防ぎます。例えば「笑顔を作ってください」「顔を右に向けてください」などの動作を認証のときに要求します。
すべての動作が完了すると「成功」または「なりすまし及び偽証」と判定します。厳密な認証・セキュリティの脅威に対して、高い効果が期待できるでしょう。
認証結果を数値化
3つ目の認証スコアリング「TIGEREYE AUTH SCORING」では顔認証後に、取得した複数の認証要素を数値化して、認証します。もし、認証を通過したとしても、スコアによって管理画面へアラートを通知することが可能です。いくつかの項目の認証結果を参照することで認証強度を向上させ、認証可否のみではなくアラートへの通知設定など細かい判定を行うことができます。
PR TIMES
TIGEREYE SOLUTION
(文・神田 晃輔)