これからは、組織が目指す方向性に向けて、一人ひとりが目的意識を持ち「自ら考え、動き出す」という“能動性”が必要とされているといいます。
そこで株式会社エナジード(以下、エナジード)は、社員と組織の能動性を可視化するサーベイツール「ENAGEED SURVEY」を正式リリース。同ツールにより、社員が組織目線を持ち、自ら行動できるようになります。
理想と現状の差を把握して「次の一歩」を明確に
ENAGEED SURVEYは、社員個人・部署や組織それぞれに対し、能動性の“理想”と”現状”の差分を可視化するツールです。理想と現状の差を把握することで「描いた理想に近づくためにどのような経験を積めばいいのか」「どのような一歩を踏み出すべきなのか」がわかるようになります。
また「自身の現状がどのような経験によってもたらされたのか」を内省して記載することで、自身の成長傾向を把握することが可能です。
7つの「基盤能力」を指標と8つの「成長段階」
社員については主体性・実現思考・他者視点・成長志向・視野拡大志向・中期的ビジョン構想力といった7つの基盤能力を指標としています。そこにから「自己実現の応用・他者への影響」「日常生活における定着」「主体的経験による変化実感」をはじめとする8つの成長段階を可視化。
一方、組織については、組織目的・期待役割・信頼関係・牽引風土・挑戦風土・学び合い風土・未来志向といった7つの基盤条件を指標としています。
そして「社内への影響力の発揮」「常にできている・成果実感」「できているときもある」「できていないが取り組みはある」などの8つの成長段階を可視化。
こうした可視化により、中長期的な成長につなげるために必要な“次に実践・経験すべきこと”を理解することができるでしょう。また短期的には、具体的なアクションについて、組織・チーム内で共通言語を持って課題を共有することがしやすくなります。
可視化が難しい領域に挑戦
エナジードは、2017年に法人向けマインドセット研修「ENAGEED for Biz」をリリース以降、徐々に導入企業数を増やしてきました。しかし、育成をサポートするのは能動性を含む「非認知能力」と呼ばれる可視化が難しい領域であり、研修効果を客観的に把握することが難しかったようです。
そんな中、エナジードは中高生の素養を可視化し、次の一歩を考えられるようにするデジタルツール「ENAGEED GLIDE」をリリース。
同ツールの知見を生かして、社員や会社組織の能動性を可視化するツールとして開発されたのが「ENAGEED SURVEY」です。
PR TIMES
ENAGEED SURVEY
(文・Haruka Isobe)