「この水、飲んで大丈夫?」と思ったとき、マグカップ型の水質調査器「WaTalk (ワ トーク)」があれば、最短15秒で飲用可能かをチェックできます。
同製品は現在、BOOSTERにてクラウドファンディングを実施中です。
水中の微細な粒子を迅速かつ正確に測定
「WaTalk」は、水道水やサーバーなどの水質を測定できる濁度計搭載マグカップ。水を注いでフタをし、平らな場所に置いてボタンを押すだけで最短15秒、再測定が必要な場合も30秒で測定が完了するといいます。独自レーザーセンサーにより、ヒトの目視の100倍以上となる濁度(0.02NTUレベル)を検知可能とのこと。水中に漂う微細な粒子の存在と総量をスピーディーかつ正確に測定するようです。
厳しい基準で4段階に分類
測定結果は、本体のLEDランプが青(すばらしい)・緑(良い)・黄色(普通)・赤(危険)に点灯して通知します。この結果は、米国のEPA(環境保護庁)が定める“EPA第一飲料水基準”の濁度に準拠して算出。同基準では、飲用水の濁度は常に1NTU以下であること、さらに継続的な調査で0.3NTU以下の状態の割合が95%であることも求められます。
同製品における飲用可能な最低レベルとなる黄色ランプの濁度は0.2NTU未満の設定となっており、同基準よりも厳しい基準で測定しているようです。
アプリでより詳しく、水質データ共有も
同製品は、Bluetoothで専用アプリと連携可能。スマートフォンからの操作が可能になるほか、4段階の測定結果をより詳細に確認できるといいます。また、地域の水質データをアプリに記録し、ユーザー同士で共有可能。災害時になどに安全な飲用水がある場所を探す参考になるかもしれません。
利便性の高い設計もポイント
このほか、重さ273gと持ち運びやすくコップとしても使えることや、1回2時間の充電で約300回測定できること、モバイルバッテリーからも給電できることなどもポイントでしょう。同製品は、記事執筆時点で2万1450円(税込)からの支援で1つ入手可能。9月30日(金)まで支援を受け付け、10月に発送予定とのことです。
なお、バクテリアなどのフィルタリング機能はついていませんのでご注意を。
PR TIMES
BOOSTER
(文・Higuchi)