2万組以上の参加者のなかから55組に絞られたセミファイナルに進出し、パフォーマンスを披露しました。
LED VISION UMBRELLA
セミファイナルでの注目ポイントは、AGTのために開発した「LED VISION UMBRELLA」でしょう。これは、株式会社サエラが開発するオールプラスチック傘「+TIC」に3056個のLEDを取り付けたプロダクト。LEDや制御デバイスを取り付けた状態でも傘の開閉や高速回転ができ、傘全面をディスプレイのように演出できます。
たとえば、傘全面での発光や無線同期による文字・人影の投影など、多彩な表現ができるようです。
LEDリボンとLEDマスクも披露
また、AGT初戦のパフォーマンスでスタンディングオベーションを巻き起こした「LEDリボン」も披露しています。LEDリボンは、複数デバイスの無線同期が可能なシステムやLEDの接続部分が無限回転する独自機構を搭載したプロダクト。有機的に波打つLEDの光が空中に軌跡を描き、幻想的なパフォーマンスを実現します。
さらに、コロナ禍で開発した「LEDマスク」も登場。
LEDマスクは、マスク部に高輝度LEDを配置し、視認性の高い映像を映し出すプロダクト。バッテリーと制御デバイスがマスクの後頭部側に内蔵され、簡単に脱着できるのも特徴だといいます。
国内外での活動を加速
これら3つのプロダクトを使い、計14名で披露したパフォーマンス。審査員のサイモン氏は「“Isn’t that a Vegas act?”(これはラスベガスのショーじゃないの?)」という最大限の評価をしたといいます。しかし、生放送でアメリカ限定の視聴者投票による結果、惜しくも決勝進出ならず。MPLUSPLUS代表の藤本実氏は「準決勝で敗れてはしまいましたが、これからどんどん海外進出したいと思っています。そして、国内でのナイトエンターテインメントの充実もより一層頑張っていきます」と国内外での活躍に意欲を示しているようでした。
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(文・Higuchi)