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NFTで扉が開く。フォトシンスとガイアックス、NFT認証スマートロックの実証実験

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株式会社Photosynth(以下、フォトシンス)と株式会社ガイアックスは、NFTのさらなる活用法を模索すべく、NFT認証でスマートロック「Akerun」を解錠できるソフトウェアを共同開発。

このたび、Web3特化のシェアオフィス「CryptoBase@NIB SHIBUYA」にて実証実験を開始しました。

NFTをスマートロックの鍵に

今回開発されたソフトウェアは、個人が持つNFTをスマートロックの鍵として使用可能にするものです。

このたびの検証では、「CryptoBase@NIB SHIBUYA」入居者のうちNFT会員証を所有している人に限り、スマートロック「Akerun」の操作が可能になります。

これまで一般的だったカード型の会員証に加え、NFT会員証をカギとして使えることで、スムーズな利用体験がさらに広がりそうです。

NFT会員証は譲渡可能、運営の負担も軽減

従来のカード型会員証は、セキュリティや管理上の制約などから譲渡や貸し借りを禁止することが一般的でした。しかし、NFT会員証であれば、利用者同士の同意などにより譲渡が可能になります。

今回のNFTには、会員証としての機能とスマートロックの解錠権が紐づいているため、譲渡によって解錠権も同時に移行可能。これにより、運営側は解錠権限の設定変更をする必要がなくなり、業務効率化が期待できるといいます。

なお、手軽に譲渡できることにリスクを感じる場合は、譲渡をDAOに参加する他のメンバーの投票による審査制にすることでリスクを回避するなど、NFTならではの応用した使い方ができるようです。

さまざまなモノがカギになる「Akerun」

このたびNFT認証に対応した「Akerun」は、デジタルIDと物理IDを組み合わせてユーザーを認証するアクセス認証基盤「Akerun Access Intelligence」を活用し、あらゆる鍵をクラウド化するフォトシンスのIoTサービス。

Akerunブランドの主要サービス「Akerun入退室管理システム」は、法人向けのクラウドサービスで、今年5月時点で7000社以上に導入されています。

同システムでは、既存のドアに後づけできるスマートロックをICカードやスマートフォンアプリで解錠可能。2020年6月には、既存の扉を自動ドア化するタッチレスエントリー・ソリューションを新機能としてリリースしています。

また、Suicaや顔認証などを扉のカギとして使用する実証実験も展開し、カギとなり得るモノを検証してきました。このたびNFT認証に対応したことで、またひとつ新たなカギが誕生したと言えるでしょう。

今後は、企業のニーズに合わせてNFT認証Akerunを順次改善していく構え。そして、オフィスビルに限らずイベント会場などさまざまな用途での展開を見込んでいるようです。

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「Akerun」公式サイト

(文・Higuchi)
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