時代の変化に合わせて新サービス開始
日本クレジット協会の調査によると、法人カードの発行枚数は2014年以降7年連続で増加傾向にあるようです。一方で、クラウドキャストとインフキュリオンが2021年に実施した調査では、法人クレジットカードの利用率は25%にとどまりました。その背景として、法人カードの発行手数料、与信や紛失時のリスクといった企業側の負担があると考えられています。
クラウドキャストは2019年、与信や紛失時のリスクが抑えられるソフトウェア一体型の法人プリペイドカード「Staple カード」をリリース。近年、キャッシュレスや非接触型決済の需要拡大、働き方の変化などにより事業経費の支払が多様化したことを受け、新サービスをリリースしたとのことです。
2種類のカードで多様な支払いに対応
「新 Staple カード」は、Stapleで利用できる年会費無料・与信審査不要の法人プリペイドカード。ICチップ搭載で暗証番号とVisaタッチ決済に対応したリアルカードと、発行手数料無料で即日発行可能なバーチャルカードの2種類を提供します。チャージに上限額はなく、Stapleカード専用口座残高の範囲でチャージ可能(チャージ手数料なし)。チャージおよび減額は、Staple管理画面からできます。
利用可能店舗は、世界中のVisa加盟店。バーチャルカードはネット上での利用を想定していますが、Visaに対応したQRコード決済や交通系電子マネー決済などの支払い用カードに設定すると店舗でも利用できるとのことです。
また、1人で複数枚のカードを発行できるため、利用費目ごとの使い分けもできるでしょう。なお、1回の支払い上限額は500万円。
経費精算サービス「Staple」
「新 Staple カード」を利用するには、「Staple」の契約が必要です。「Staple」は、Stapleカードと連携する経費精算サービス。AI-OCRで撮影された領収書やレシート情報の自動データ化、管理者によるリアルタイムチャージ、利用ロック機能などで経費精算にかかる手間を削減しながら安心・安全・便利なカード利用をサポートします。
また、Microsoft TeamsやOracle NetSuite、楽天銀行などのツールとシームレスに連携するのもポイントでしょう。
PR TIMES(1)(2)
「Staple」サービスサイト
(文・Higuchi)