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工場や製品から生まれる“音”を活用してブランディング。サウンドロゴ作成サービスが気になる

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企業が企業名やポリシーをアピールするために作った音声や効果音、短い楽曲のことを「サウンドロゴ」といいます。

テレビや動画の広告で流れるサウンドロゴは、企業のイメージを左右する重要なもの。「自社の特徴を反映した、オリジナリティのあるものを作りたい」という企業もいるでしょう。

株式会社オトバンクと株式会社quantumの共同事業“SOUNDS GOOD”の新サービス「NOISE LOGO」では、企業を象徴する音からサウンドロゴを作ることができます。

“企業を象徴する音”をブランドの資産へ

SOUNDS GOODは、抽象度が高い音(企業の音)から具体的な音(楽曲)を制作する事業。

これまで企業や団体、商店などを象徴する“音の資産”を用いて、さまざまなアーティストとコラボレーションし、企業・生活者・消費者の新たな接点を生み出してきました。

そんなSOUNDS GOODの新サービスが「NOISE LOGO」。同サービスでは、工場の製造ラインで発生する特徴的な音や、製品使用時の音といった“企業を象徴する音”からサウンドロゴを作成します。

第1弾は「ELSPINA」のサウンドロゴ制作

クシダ工業の八幡製作所にて集音するSEKITOVA氏


SOUNDS GOODは、NOISE LOGOの取り組み第1弾として、設備工事や配電盤・制御盤の製造をおこなうクシダ工業の統一事業ブランド「ELSPINA」のサウンドロゴを提供しました。

制作を担当したのは、数々のOST制作やリミックスワークなどを手がけてきたアーティスト・SEKITOVA氏。

クシダ工業の製造拠点である八幡製作所や、ELSPINAのトータルシステムが導入されている浄水場にて、SEKITOVA氏が自らフィールドレコーディングした音をもとに制作しました。

完成したサウンドロゴは、FMぐんまで放送されているELSPINAのラジオCMに使用されるほか、クシダ工業のさまざまなコンテンツやメディアにて順次活用される予定です。

JRや「手打蕎麦わくり」との取り組み

これまで、さまざまな企業やアーティストとタッグを組み、音を活用したコンテンツを提供してきたSOUNDS GOOD。

2019年にはJR東日本と協働し、山手線車輪の“ヤスリがけ音”をはじめ、山手線大塚駅周辺の音を集めたASMRコンテンツを制作しました。

2021年には、岐阜県中津川にある手打蕎麦の人気店「手打蕎麦わくり」とコラボレーション。蕎麦の実を挽く音や蕎麦をゆでる音などを配信するほか、その音源をもとにアーティスト・Shin Sakiura氏が作成した楽曲を配信しました。

PR TIMES(1)(2
「SOUNDS GOOD」公式サイト

(文・Haruka Isobe)

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