特に創業期のスタートアップにとっては、できる限りオフィスにはお金をかけたくない一方で、投資家をはじめ多くの人と会う機会も多いため、なるべくアクセスがいい場所が好まれる。
いざ考えるとなると、なかなか簡単にはいかないのがこのオフィスの問題だ。
今回は、そんなスタートアップのオフィスに関する問題にフォーカスしたロンドン発のサービス「Spacious」を紹介したい。
スタートアップ向けにフォーカスしたオフィス検索サイト
サービスの概要自体は決して真新しいものではなく、いわゆるオフィス物件の検索サイト。人数や予算、エリアなどを検索するとコワーキングスペースや独立したオフィス物件など、条件に合致した物件が表示される。
ただ、このサービスの最大の特徴は特にスタートアップにターゲットを絞って物件の情報が記載されている点。
WiFiや会議室の有無はもちろん、近くに仕事や打ち合わせに使えるカフェがあるかどうかなどの情報が記載されている。加えて、シェアオフィスの場合は他にどんなスタートアップが入居しているか、どんなメンターがいるかまでわかる。
予約から支払い手続きも全てオンラインで完了
スタートアップ向けということもあり、スペースの予約や支払い手続きもオンライン上で簡単に簡潔できる点も魅力の1つ。
メインとなるターゲットはニッチではあるものの、ニーズがあることは間違いないのでスタートアップを助けるサービスとして今後も継続してほしいサービスだ。
Spacious