なお同実験は、相鉄ホールディングス株式会社の「相鉄アクセラレータープログラム2021」の一環です。
甲冑姿のデジタルヒューマン
同実験においてデジタルヒューマンは、相鉄線沿線にある鎌倉時代ゆかりの史跡を巡るイベント「いざ、相鉄線! 沿線鎌倉さがし」の概要と、同イベントで使用するARナビ・スポット情報シェアアプリの使用方法を動画で紹介。イベントの世界観に合わせ、鎌倉時代の武士をイメージした甲冑姿で登場します。動画は、YouTubeの相模鉄道公式チャンネルやトレインビジョンなどで配信。期間中はアンケートなど通じて、文字・音声のみの動画や実在する人物との比較検証をおこない、今後のプロモーション活動やさまざまなシーンでの活用を検討するとのことです。
ARナビ・スポット情報シェアアプリ「coconey」
今回デジタルヒューマンが使用方法を紹介するアプリは、株式会社ビーブリッジの提供する「coconey(ココニー)」。目的地までのルートをARで直感的に案内してくれるアプリです。また、行きたいスポットやお気に入りのスポットをテーマごとにリスト化し、自分だけのオリジナルマップを作成可能。そのスポットリストを家族や友達とシェアすることもできます。
「coconey」があれば、迷子にならず目的地へ到着したり、友人などとのお出かけ先をスムーズに決定したりできるかもしれませんね。
人間らしさのあるデジタルヒューマン
このたび活用されるデジタルヒューマンは、動画像や音声などの合成データを生成する“シンセティックAI”を用いて生成。人間らしい表情や感情的で抑揚のある動き方などが特徴だといいます。データグリッドはこれまでも、シンセティックAIによるデジタルヒューマンを活用した共同事業を展開してきました。
直近では、京阪ホールディングス株式会社と共に京都の観光案内動画にデジタルヒューマンを起用する実証実験を実施したり、株式会社palanが運営するWebアート展の案内役としてデジタルヒューマンを生成したり。
リアル・デジタルの双方でデータグリッドのデジタルヒューマンが活躍しはじめています。
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「coconey」公式サイト
(文・Higuchi)