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販路のない野菜を販売する「おたすけOisix」、10日間で2.1トン以上の野菜をレスキュー

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食品のサブスクを展開するオイシックス・ラ・大地株式会社は、販路を失った食材を販売する新サービス「おたすけOisix」を8月2日(火)に開始。以降10日間で登録会員は1万人、レスキュー野菜は累積2.1トンを突破しました。

訳あり食材を手頃な価格で

「おたすけOisix」は、天候などの影響による規格外品や豊作品、さまざまな事情で余ってしまった食材を手頃な価格で販売するサービスです。

取り扱う商品の特性上、入荷(出品)が不定期なため、入荷情報をアプリのプッシュ通知でお知らせ。利用者は、登録時に毎週定期ボックスにセットされる“おたすけOisix ポイントバックチケット”を保有して対象商品を購入することで、定価(税抜)の5%のポイントバックを受けられます。

余った理由や生産者の顔も掲載

「おたすけOisix」販売ページには、コロナ禍により飲食店との取引量が減ったことで余った“北海道産青ねぎ”や、大雨で生育が遅れたり人手不足で収穫作業が遅れたりとトラブルを乗り越えて収穫された“キャンディーぶどう”などが載っていました。

また、それぞれの食材が余った理由や畑の様子、生産者の顔なども合わせて確認できるのも特徴でしょう。

利用者からは、「自宅で食べる分には形や傷は気にならない」「おいしい野菜がお得に食べられて助かる」といった声が寄せられているようです。

フードロスゼロを目指して

同社は、食材の定期便サービス「Oisix」などを通じ、有機野菜や特別栽培野菜、保存料・着色料を使わない加工食品といった生鮮食品を提供しています。

2013年に販売開始した「Kit Oisix」は、主菜・副菜の2品に必要な食材とレシピがセットになったミールキット。2021年11月時点でシリーズ累計出荷数1億食を突破しました。

また、今年の8月11日には、火加減・味加減・下ごしらえなど複雑な調理工程がなく10分以下でメイン一皿の調理が完了する「超ラクKit Oisix」シリーズの販売も開始しています。

こういった食材の加工ノウハウを生かし、今後は「おたすけOisix」で取り扱う食材をミールキットやアップサイクル商品、レシピつき商品へと展開していくとのことです。

PR TIMES(1)(2
「おたすけOisix」販売ページ
オイシックス・ラ・大地株式会社

(文・Higuchi)

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