最先端技術を駆使したプロトタイプなど展示
「ザ・ラボ」は、グランフロント大阪北館にて展開中。地下1階のイベントラボと1階のカフェラボ、2~3階のアクティブラボで構成される施設です。展示エリアとなるアクティブラボには、6つの大学と1つの行政・研究機関、5社の民間企業が参画し、最先端技術を駆使したプロトタイプなどを公開中。訪れた人が見て、触れて、感じたことを取り入れて世界一につながる新しい発見を目指しています。
インタラクティブなコンテンツを複数展開
そのアクティブラボに、XR事業などを手がけるズームスの「ズームス・ラボ」が登場。映像技術とソフトウェアを融合させた複数のインタラクティブコンテンツを常設し、技術者と来場者の交流を通じて新たなコンテンツやサービスを生み出す構えです。展示物のひとつが「肖像画メイカー」。見ているだけでムンクの「叫び」の顔部分が自分の顔になるなど、デジタルな顔ハメパネルを体験できます。
ほかには、VRを使ってデジタルで設計した世界を段ボールとペンでトリックアート化する「手作りバーチャル・ワールド」、光を触って操作する「タッチウォール」、VR書道「浮遊書」などのコンテンツがあり、一定期間で入れ替わるようです。
アクティブラボのブース
それでは、アクティブラボにあるブースを少し紹介しておきましょう。凸版印刷株式会社は、VRで恐竜や絵画の謎を解き明かす体験型コンテンツを展開中。3DCGで再現された名画のなかに入り込むような体験もできるようです。
立命館大学は、錯視をデザイン化した作品や3色の光を混色して色を創りだす技術「並置混色」についての研究成果の紹介、錯視を体験できる工作コーナーなどを展開しています。
東京大学大学院情報理工学系研究科のブースでは、四角形のテーブルの周りを歩いているのにまるで三角形や五角形のテーブルの周りを歩いているように感じる不思議な体験ができるようです。
PR TIMES
一般社団法人ナレッジキャピタル(アクティブラボ)
(文・Higuchi)